好天に恵まれ都立水元公園で、お気に入りの茶籠をお持ち方の野点の会でした。秋空の元爽やかな風、雲の移り変わりを眺めたり、楽しく美味しくとても心地よい時間でした。
風炉の名残と炉への期待の頃、世の中はハロウィン、お菓子はかぼちゃ大王です。とても美味しいかぼちゃ餡でした。
火の側のお炭点前が心地よく感じる様になりました。灰をかき上げ侘びた景色の風炉の名残です。生菓子も枯れ葉色実りの秋のお味。
各服のお濃茶を練るのはとても難しいのですが、お湯加減の他にお茶碗の形状にも着目されていました。毎回熱心に研究されている男性の方です。とても美味しく頂いています。
お菓子は柴又高木屋さんの上生菓子です。
中置きで相伝茶筅飾のお稽古をしました。雨風が強く、秋を飛び越し一気に冬になってしまったかと思わせる天候でしたが、炎が心地よく感じます。お茶は五感が研ぎ澄まされますが、釜の鳴りの変化を楽しんでいらしゃっいました。