火の側のお炭点前が心地よく感じる様になりました。灰をかき上げ侘びた景色の風炉の名残です。生菓子も枯れ葉色実りの秋のお味。
各服のお濃茶を練るのはとても難しいのですが、お湯加減の他にお茶碗の形状にも着目されていました。毎回熱心に研究されている男性の方です。とても美味しく頂いています。
お菓子は柴又高木屋さんの上生菓子です。
中置きで相伝茶筅飾のお稽古をしました。雨風が強く、秋を飛び越し一気に冬になってしまったかと思わせる天候でしたが、炎が心地よく感じます。お茶は五感が研ぎ澄まされますが、釜の鳴りの変化を楽しんでいらしゃっいました。
中置きのお稽古をしています。風炉の名残。一見鉄風炉の侘びた風情ですが、お点前をしていると全てが真っ直ぐ中心を通る為でしょうか、潔い芯を感じ驚かされます。
中置きの風炉の灰を押しました。前欠けの丸は難しく3時間はかかっています。もう遅い時間ですのでこの位で許していただきましょう。精進。